リマインダー

先日、長野県松本市の古民家でカレー食堂をしている友達に会いに行ってきました。

3月末でお店を閉めて、新しくリトリート型のゲストハウスをスタートするとのことで、友達のお店でカレーを食べられるのもあと1ヶ月。いつ行こうかなぁ、いつでも行けるよなぁと思っていたら、そのいつかは突然目の前から消える。今いかねば!と、苦手な運転に緊張し肩をいからせながら高速道路に乗り、行ってきました。


行って良かった。

美味しいカレー、気持ちの良い空間、美しい風景、とてもすばらしかったです。

カレーは、選りすぐりの素材を使っていて、まさに体が喜ぶものでした。使われていた合鴨農法のお米や、カレーに入っていた手作りの熟成お味噌をお土産にもらいましたが、素材だけで美味しいほんものの味でした。


お店は、どこをとっても丁寧に掃除されていて、いるだけで心地よい場所でした。友達は九星気学や風水を生活に取り入れていて、そんなこともこの心地よさに影響しているのかな。私も、心地よい空間を作りたいなぁと実感を持って思いました。


窓から見える景色は、開放感があって、ゆったりとした気分になりました。その日はちょうど冬なのにとても暖かい日で、差し込むお日様に縁側がサンルームになってポカポカでした。椅子に座って好きな本を読んでいるとなんという至福!という気持ちになりました。


お店は住居も兼ねているので、一泊泊めてもらいましたが、プライベート空間もすっきりと整えられていて、なんとも心地よい滞在でした。夜、お酒を飲みながら心地よい空間を作るコツなど教えてもらったり、会っていなかった空白の数年間のことなどゆっくりとお話ができました。やはり人と会うっていいなぁと思いました。


人と会うこと、本や映画、音楽に触れること。その中で、深い感動に基づいた経験は人を変えていきます。この3次元で生きていくということは、体感してどんどん変化していく自分を楽しむことなのかなぁと思います。魂の課題、魂の本質に近づいたり、時に離れてふらついたり。ふらつくからこそ、核心に近づいた時になんとなくほっとしたような、心地よいような感覚を強く感じるようにも思います。


翌朝、出発時に車に乗ろうとすると、車のボンネットに黄色いきれいな羽根を見つけました。

今回味わった心地よさをいつも覚えておくためのリマインダーとして持って帰りました。

家に帰ったら、とにかく住空間を綺麗に掃除して、不要なものをどんどん捨てていこうと決心していたので、その思いを維持したいという気持ちが強くありました。


人は忘れる生き物。感動をして一時は行動を変えるけれど、やがて忘れてしまう。

そんな時に、ふと見える場所にリマインダーを置いておくことは大切だなと思います。

今回はこの羽根!

早速額縁に入れ、飾っています。

友達のお店、こだま食堂。

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