味噌作りふたたび
年末の雪の日に、米こうじで味噌を仕込みました。
もう少し作りたいなと思っていて、今日、麦こうじと玄米こうじで旧正月味噌を仕込みました。
早く作りたかったのですが、土用が明けてからがいいかなと思い、立春を迎えやっと作れました。
わたしは大分で育ったので、麦味噌に馴染みがあり、時々食べるとほっと落ち着く感じがします。滋賀に来てからは、あまり麦こうじが売っていないこともあり、滋賀では初めての麦味噌作りでした。
東洋医学の五行思想では麦は春、米は秋に配当されています。(ちなみに味噌のもう一つの主原料、豆は冬です。)これから陽気が増す春は麦、陰気が増していく秋は米。マクロビオティック では、麦と米を比べると麦は陰性、米は陽性とされています。暑くなっていく季節には陰性の強い麦を食べ、寒くなっていく季節には陽性の強い米が食べたくなります。ゆえに、季節によって食べたくなる味噌も変わってきます。完成したら、その時々の体調で、ブレンドしたいです。
今回は、島根のやさか共同農場のこうじと大豆を使いました。茹でたての豆がとてもやわらかくて甘かったです。塩は伊豆大島の海の精にしました。きっとおいしい味噌ができます。たのしみです!
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