大豆小豆

立冬になり、寒さが急にやってきました。

我が家の柴犬うめちゃんも、冬の毛を生やし、ヒーターをつければ最前線に陣取るなど、寒さ対策をしています。


東洋医学では冬といえば腎の季節。穀物は「豆」が養生になるとされています。

大豆や小豆などの豆類は、腎臓のような形をしています。

金時豆などのインゲン豆は、英語でkidney beans(腎臓豆)などと言われ、まさにその形から名付けられたのだと思います。

冬は、ご飯に小豆や黒大豆などを混ぜて炊くと、手軽に豆が摂れます。色もキレイになるし、おいしいし、体にもやさしい。いいこと尽くしです。


腎が養われると「志」が強固になります。

志とは長期的に続ける力。根気のようなものと言えるかもしれません。

逆に腎が弱ると疲れやすくなって、やり始めたことが続かない、やる気が起きないなどのズーンと重い感じの、いわゆるウキウキとは逆の気分になります。


五行では、腎は「寒」に弱いとされています。

ポカポカ暖かい状態を保つことが大切です。

暖かいものを摂る、体を動かす、お風呂やお灸で温めるなど、自分に合った養生をしたいですね。

うめのや

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