読書の秋
秋に入り、上昇していた気が下がり落ち着いてきたからか、本を読む時間が増えました。
最近読んだ本でよかったのは、医師の本間真二郎先生の「新型コロナワクチンよりも大切なこと」です。
タイトルに新型コロナワクチンと題され、専門家の立場で現状を説明されながらも、新型コロナウイルスに関わるあれこれという一つの事象を超えて、「自己軸」で生きることの大切さを伝えてくださっています。自分のうちなる力を高めることで、健やかに生きていくこと。そのための具体的な方法が書かれています。
自然に沿った生活。自然のものを腹八分目ほど食べる。太陽の動きに沿ったリズムで寝起きする。体を動かして暮す。土に触れ、腸を健やかに保ち、身近な常在菌と共存する。そんな暮らしをしていれば、免疫力もスムーズに発動することでしょう。
ヒポクラテス(古代ギリシャの医学の父)の言葉にあるように、「人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている」のだと思います。うちなる「名医」の登場のための土台を日々の積み重ねで作っていきたいです。
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