禁糖

春になると、冬に溜め込んだ不用物を出す働きが高まります。

春の蔵、肝が一生懸命に働き排毒が起こります。

排毒が十分に行われないと、くしゃみや鼻水、下痢などの形をとって強制排出が行われます。


そこで、肝の負担を軽くするために行われるのが禁糖です。

砂糖、カフェイン、アルコールを取り入れず、肝臓に十分な働きをしてもらいます。


禁糖については、古武術研究家の甲野善紀さんのXに書かれていて、それをまとめたものがこちらです。


お手当ての先生「整体屋しみず」の清水さんがされているのをInstagramで見て、やってみようと取り組んでみました。


砂糖については、めんつゆやソースなど、調味料にちょっとだけ入った砂糖はよしとするゆる禁糖をしてみました。本当はフルーツの果糖なども控えた方が良いかなと思いつつ、やっぱり甘みを欲したので、りんごやみかんなどの生のフルーツやドライいちじくやデーツなどのドライフルーツも食べました。なので、まったく甘いものに関するストレスはありませんでした。


コーヒーは、以前は毎日何杯も飲んでいたのですが、ここ数年1日1杯飲むか飲まないかくらいになっていました。無くても大丈夫かなと思いましたが、昼間に眠くなることがあり、どうしてもしんどいときはデカフェを飲みました。無印良品のカフェインレスコーヒー豆を試しましたが、すごく美味しくて、禁糖開けしてもこの豆続けようかなと思っています。


アルコールは、最近ほとんど飲んでいないので、飲まなくても全く気になりませんでした。


3月の半ばからウィークデイに6日、日曜日に会食があったので会食で一旦一食だけやめて、その後、ウィークデイに5日。2週目の途中で禁糖おわりのサインが出ていましたが、23日(土)の自分の誕生日に禁糖開けをしようと続けました。


禁糖による体の変化ですが、初めの2〜3日くらいはなんだかだるくて眠くて…。それ以降は体調良く、便通と睡眠が特に快適でした。そして疲れにくかったです。精神的な面での変化が大きく、どっしりと落ち着いた気持ちで居られる感覚がありました。砂糖を摂るとpHバランスを取るためにカルシウムが代謝されイライラしやすくなるという話がありますが、確かにそんな感じでした。おやつの時間だからなんか食べたいなとか、習慣のようにして食べていたお菓子から距離を置くことができたこともよかったです。


良いことばかりの禁糖。またやってみようかなと思います。


禁糖中にお世話になったデカフェ、イチジク、デーツ。

うめのや

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