こんにゃく湿布
東城百合子さんの「自然療法」という本は、我が家のお手当のバイブルです。
不調がある時に、まず食べ物を振り返り、そして身近なものでのお手当で改善するとわかっていれば、不安も軽くなります。食の基本から始まり、症状別のおすすめ食材、こんにゃくや生姜、枇杷の葉、よもぎなどを使ってのお手当などが紹介されています。
コロナウィルス騒動で、風邪も引けない状況なので、この2年ほど風邪らしい風邪はひいていません。風邪を引き込むことで、くしゃみ、鼻水、発熱、食欲不振(断食)などいろんな症状を出し、体を大掃除してリセットすることができます。まるで台風一過のように、風邪のあとに何だかスッキリする感じがあります。このリセットがこの2年間ありません。
9月に入って週に1回のペースでこんにゃく湿布をして、肝臓、腎臓、脾臓の機能を高め排毒をしています。
やり方は簡単。
こんにゃく2枚を鍋で10分間ゆでる。
あつあつのこんにゃくを1枚ずつタオルに包み、ヘソの下(丹田)と右胸の下(肝臓)に30分間あてる。同時に冷たいこんにゃくか冷たいタオルを左脇腹(脾臓)に10分間あてる。30分間経ったら、丹田と肝臓の場所を冷たいタオルで拭く。
あたたかいこんにゃく2枚を、背中のウエストの高さ、左右に30分間あてる。終わったら冷たいタオルで拭く。
初めは熱々なので、タオルを厚めにしておいた方がよいですが、最後の方はホカホカちょうどいい温度になっています。1時間は暖かさキープしています。
私の場合は、丹田を温めるからか、冷え感のある足もポカポカ暖かくなってきて、全身がお風呂に入ったように感じます。トイレの回数が増えます。眠いようなだるさが続き、夜ぐっすり寝られます。
こんにゃくは繰り返し使えるということですが、水につけて置いておくと茶色い色が出るので、毒を吸っているのかもしれません。使うたびに新しいものにするのがいいのかなと思いました。でも、タオルを巻いているのに毒を吸っているとしたらすごい。マクロビオティックではこんにゃくは陰性で、陽性の老廃物を引き付けるとされています。食事でも、腸をキレイにする砂下ろしの作用が有名ですよね。
自分の体調に合わせて、自然療法のお手当ができるといいですね。
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