ほうろく灸

先日、せんねん灸のショウルーム(長浜曳山店)で、ほうろく灸体験をしてきました。


ほうろくという素焼きのお皿の上にもぐさを置いて燃やし、それを頭に載せます。ちょうど頭のてっぺん百会というツボのあたりにもぐさの部分を当てます。


去年も夏の前に受けさせて頂き、ちょうどその時あった頭痛がすーっと引いていきました。それまで頭のお灸は苦手だったのですが、この体験から思いを新たにしました。


東洋医学の考え方に陰陽転化というものがあります。陰極まれば陽となる。陽極まれば陰となる。というものです。例えば、滝行で冷たい水に打たれていると、その後ポカポカしてきたり、今回のように、暑い季節に熱いお灸を頭にすると、頭の熱がスーッと取れたり。生き物の体は行き過ぎることで元に戻ろうとする力が強烈に働きます。生きているからこその、この力。


梅雨ですが、すでに猛暑がやってきています。ほうろく灸パワーで乗り越えたいです。