春分の日
3月21日、春分の日です。
風は少し冷たいですが、日差しが暖かく、外に出ると気持ちが良いです。
気分もウキウキしてきます。
散歩に行くとツクシやホトケノザが見られ、庭にはフキノトウやヨモギが出てきました。
春の野草のにがみやえぐみは、体を目覚めさせるのだとか。
冬の間、ためこんだ脂を溶かし出してくれるのだそうです。
自然の恵みが、目にも舌にも春を知らせてくれます。
先日、「身体感覚講座」のおさらい会に岐阜に行ってきました。
身体感覚講座は、松田恵美子先生による講座で、身体感覚を感じながら自然の流れに沿い季節の体を作っていく講座です。おさらい会は、松田先生のお弟子さんが、講座のエッセンスを伝えてくださるものです。
今回は、陽の季節に向けての体づくりを教えていただきました。
後頭骨、肩甲骨、骨盤がゆっくりと開いていくことで、季節を過ごしやすい体になります。
一昔前は、気候が暖かくなると農作業をスタートし体を動かすことで自然と開く体になっていたのですが、現在はなかなか難しく、ちょっとした運動でそれを促すと良いとのことでした。
今回は足や肩周りの運動を教わりました。
連動して体幹部が緩んでいきます。
「身体感覚講座」のおさらいの後は、「和のお手当(クラニオ)」のおさらい会をしてもらい、すっかりリラックスし、ぽかぽかで帰りました。
ちなみに春の花は、梅、桃、桜の順で開いていきますが、梅の季節には後頭骨、桃の季節には肩甲骨、桜の季節には骨盤が開くとのこと。
それがスムーズに行かないと、後頭骨を緩めるのに鼻水や涙、肩甲骨には咳やくしゃみ、骨盤には下痢で、緩みのはずみをつけるのだそうです。
そう考えると、症状は自分で選んで作り出しているんですよね。
体は賢いです!
今日は、春分ということでおはぎを食べました。
春は牡丹のぼたもち、秋は萩のおはぎと言うのだそうですが、やはりおはぎという言い方の方がしっくりきますね。
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